《各部位について》 ココが違う、日常生活の中で身体の中心である骨盤を整える!
記号①:2層クッション
前部と後部の硬さが違う異硬度クッションで、着座時に果たす筋肉の役割を研究した結果に基づき、前部の太腿への圧迫感を軽減した硬さと形状になっています。
表層は季節変動がない高反発ウレタンを採用し下層には高密度なチップウレタンを採用した、底面厚さが5cmの二層構造クッションで筋肉と毛細血管に配慮した底付き感がなく安定した座り心地の作りです。
記号②:骨盤サポート
重要なポイントであるのが最高方にある高さ13cmの骨盤サポート(名称)の部位になります。
身体の中心である骨盤の歪みをケアすると同時に腰痛予防の役割を目的としています。日本人の体形を基に実験した結果、12cm以下は骨盤をうまく支えられず14cm以上だと寄りかかりが大きく正しい姿勢でのサポートにならず、腰と骨盤サポート(名称)部位の角度から導き出したより良いデータが骨盤サポート部位の高さ13cmでの設定です。
記号③:2層クッション
前部先端の立体八の字は、あぐらをはじめ幾通りかの座り方に対応し、女性特有の横座りや割り座りと言った座り方にも対応した設計になっています。
もう一つの重要な役割として着座時の座る筋肉の一つであるデリケートな腿の筋肉の圧迫を軽減しストレスを感じることのない立体形状で、厚み2.5cmに設定しています。
記号④:ポメル(鞍の頭)
ポメル(鞍の頭)は馬の鞍のような形状から名称しています。
着座時の体を安定させるのに重要な役割を果たしています。
着座時の左右に捻る動作がスムーズに安定してできるので上体への動作負担が少なく体の前ずれを防止の役割があり無駄な負荷を強いられる事がありません。
記号⑤:2層構造骨盤サポートクッション
着座姿勢の際に最もお尻の筋肉が座る筋肉として支えている筋肉である事から体圧を底面全体で均等に支えた座りで骨盤をしっかりと立たせて支える事を重視した設計になっています。
【骨盤の状態説明】
イラスト図のように立位の状態の骨盤が0度とした場合、骨盤が垂直に立っていますので最も良い状態といえます。しかし左端の一般座布団に座った状態では約21度で骨盤が寝た状態になり良くありません。真ん中の「骨盤ざぶとん」では0度に近づける約14度まで骨盤を立たせます。
【体圧比較】
一般座布団と「骨盤ざぶとん」の体圧の比較試験データです。
試験写真から分かるように左の一般座布団では偏った体圧である事に対し「骨盤ざぶとん」では全体で体圧を受け止め均等なバランスである事を表しています。
【骨盤角度比較】
左の一般座布団では臀部が沈み骨盤が寝た状態であると同時に背中が猫背状に丸くなってしまいます。一方の「骨盤ざぶとん」では骨盤が立った状態で立位に近い正しい姿勢が維持でき背筋がピンと伸びます。
【座り方対応】
骨盤を立たせる事にポイントをおいている「骨盤ざぶとん」では、様々な座り方に対して用途も多種多様に使っていただけます。
特に女性は女性特有の座り方である流し座りや割座りと言った座り方を致しますがそういった座り方にも対応するように出来ています。
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- ●日常生活での『腰痛予防』と『正しい姿勢』を目的として。
- ●誰でも簡単に扱え、快適生活のサポート製品である事。
- 身体の中心である骨盤を立たせ、正しい姿勢を保つ事が大切ですが日常生活の中で意識して過ごすのは容易ではありません。腰痛や脚の痺れなど下肢のトラブルの原因にもなりかねません。
- そこで日常生活の中で誰でも簡単に使える座布団の開発にあたり開発コンセプトに採り入れられたのが『座禅』用の座布団であります。
- 『日本の文化とも言える座禅』の姿勢があれほど美しいのは『座禅用座布団』のおかげである事がヒントになっています。しかし『座禅』の熟達者でないと使いこなすのが難しい『座禅』用の座布団では意味をなしません。そこで一般の方でも簡単に使っていただけ正しい姿勢をサポートできるようにしたのが「骨盤ざぶとん」です。
- ■座布団および、その評価法(国際公開番号WO2004/084679 A1)
- ■骨盤状態検出装置(特許第3928103号)
- ■身体体圧分布の基本特性測定・解析システム(特許第3903206号)
- ■床面の体圧分散測定方法・床面形状モデリング方法(特開2007ー167635)
- ■意匠登録は出願中